宮崎の釣り用語

朝鮮ゴカイ(ちょうせんごかい)

朝鮮ゴカイ1

朝鮮ゴカイ2
キス釣りやハゼ釣りをはじめ、チヌやスズキなどの大物釣りにも使われるミミズのような釣りエサで、岩ゴカイ(石ゴカイ・ジャリメ・キスゴムシ)に比べるとかなり大きく、キバが生えていて、噛みつかれると出血こそしないものの微妙に痛い。思わず「あ痛っ!」と言ってしまう事もしばしば。見た目もややデンジャラスで女性や軟弱な男には人気が薄い。

一般的に青虫、青イソメ、青ゴカイなどと青臭い呼ばれ方をしているが、宮崎の漢なら「朝鮮ゴカイ」と呼ぶのが常識である。名前からして朝鮮半島あたりからの輸入品であることが想像されるが、中国産でも朝鮮ゴカイだ。地域や店によっては、「ゴカイ」と言えば朝鮮ゴカイが出てくる場合もある。価格的には10gで100円くらいが相場だ。

たくさん買いすぎて余ってしまうと、5、6匹房掛けにして一発逆転を狙ってみたりするが、結局釣れないパターンが定番だ。逆に余らないように少なめに買うと、想定外のエサ取りの猛襲に遭遇し、また買い出しに走るハメになったりする。
ページの先頭