宮崎の釣り用語

ハナタレエバ(はなたれえば)

ハナタレエバ1

キラっと銀色に光る幅のある魚体、尾ビレも二手に分かれている。一瞬「エバか!」と思いきや、釣り上げてみるとやたらヌルヌルしている。ペペローションも真っ青である。

「ハナタレエバやわ~」なんて声がどこからか聞こえてきそうだ。おまけに針をはずそうとすると口元がにゅ~っと伸びる。

正式名称はヒイラギ。ちょっと風情のある名前だ。宮崎ではメジャーなエサ取りだが、食べると実はうまいらしい。もっとも小さくてヌルヌルしているから、調理するにはかなりの根気がいると思うが・・・。せっかくだから背掛けにして泳がせ釣りのエサにしたいところだが、すぐ弱って泳がない。

ハナタレエバ2

口がのびている様子。
なんとも言えない表情です。

釣り慣れてくるとハナタレエバを略してハナタレと呼べるようになってくる。
ハナタレエバ・・全国に広めたい、宮崎が誇れるナイスネーミングの一つである。

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